《牧羊会、今回の介護職 求人インタビューの3つのポイント》
①全国でもトップレベルの介護技術が身近にある
②活発な委員会活動により介護技術がレベルアップする
③自分で考えて、自分から行動できるようになる

社会福祉法人牧羊会 概要・求人内容

社会福祉法人 牧羊会のホームページはこちらからご覧下さい。

所在地
・香川県高松市香西北町260番地

事業拠点(全て高松市内)
・特別養護老人ホームエデンの丘
・特別養護老人ホームシオンの丘ホーム シオンの丘ホーム デイサービスセンター
・総合ケアセンター ヨハネの里

募集職種
・介護職

仕事内容
・特別養護老人ホーム等での施設介護業務
(健康チェック、リハビリ補助、入浴、食事、排せつ介助、レクリエーションなど)

雇用形態
・正社員

給与
・基本給:141,000~148,200円
・手当:特殊業務手当:基本給の7%(上限25,000円)
資格手当:5,500円(介護福祉士) 2,000円(介護福祉士実務者研修)
夜勤手当:6,000円(夜勤は月5回程度)+500円(喀戻吸引等の実施者) 日・祝日勤務手当:800円 年末年始手当:出勤1日1,000円

賞与
・年2回支給 4.2ヵ月(前年実績)

各種保険
・健康、厚生、労災、雇用保険完備 財形貯蓄 企業型確定拠出年金 退職金制度有り

勤務地
・シオンの丘ホーム、エデンの丘ホーム、ヨハネの里のいずれか

勤務時間
・早出 7:00~15:30 遅出 11:00~19:30  夜勤 18:00~翌9:00 
各施設で若干変更あり 残業時間:月平均1時間

休日・休暇
・週休2日制(交替制) 月8回程度 年間休日日数:約105日
 年次有給休暇 育児・介護休業、看護休暇取得実績あり

その他
・屋内禁煙 敷地内禁煙

応募資格
・特に無し

選考プロセス
・応募書類:履歴書
・選考方法:書類選考、面接1回

この法人、求人についてもっと詳しく知りたい方は、こちらから

頼りにされ、感謝されながらプロを目指す

社会福祉法人 牧羊会さんは、1969年に設立され、昨年50周年を迎えました。
なんと香川県内では3番目、高松市内では1番最初に設立された、特別養護老人ホームです。

高松市内の北西部地区を中心にして、2つの特別養護老人ホームと総合ケアセンター(ショートステイ等)を運営しています。
かがわキャリアポストも以前からお世話になっており、誠実な対応をされる法人さん・・という印象を持っていました。
介護職の求人をいただいたので、牧羊会さんのことをもっと詳しく知りたいを思い、お仕事インタビューをさせていただきました。

スイミングスクールインストラクターから介護職へ、ホテルスタッフから介護職へ転職し、現在、活躍中の2人の介護職インタビューはこちらからご覧下さい。

創設の精神

理事長 正面①

最初に、理事長である小川様にお話をお伺いしました。優しい目をされていますが、その奥に静かな情熱を秘めていると思わせる人です。

=創設の精神はどの様なものですか?

キリスト教の精神をもとに、地域のお役に立つ、地域の人たちに信頼されることを大切にしてきました。

牧羊会は、高松の北西部地区を中心にして事業活動を行っています。
拡大志向を持って展開していくのではなく、時代のニーズを踏まえて、地域で必要とされるものを提供してきました。

具体的には、高齢者を受け入れる特別養護老人ホームから始まり、現在は、高齢者ができるだけ在宅で暮らせるためのサポート、認知症の人が暮らしやすい地区づくりのサポートを行っています。

理事長正面②

=小川理事長が高齢者福祉に関わるようになったのは、どの様ないきさつがあるのですか?

社会福祉法人 牧羊会は、私の祖父が創設しました。実は私は、もともとは歯科医師をしておりました。

私が歯科医院を運営するようになってから、特別養護老人ホームの一つであるシオンの丘ホームに、訪問診療に来ておりました。
訪問診療に来ていたときのことで、今でもとても印象的な出来事があります。

それは、利用者の方の介護者に対する信頼です。とても介護者を頼っているのを感じました。正直、歯科医師である自分と患者さんの関係と比較して、肌感覚で凄い!と思いました。

そういった流れの中で、自分でも思いがけず、シオンの丘ホームの施設長に2006年に就任しました。

職員はとても真面目で、仕事を一所懸命していると感じました。ただ、同時に何か自信の無さを感じました。また、業務の非効率さも感じたのです。
組織化、業務の仕組み化、人財育成に取り組んでいく必要があると思いました。

人財育成と業務の効率化 牧羊会の特長

委員会活動のミーティング

=牧羊会さんの特長は、どのようなものですか?

大きな特長としては、二つあります。

一つは、委員会活動を軸とした人財育成です。
介護予防から看取りまでを、継ぎ目なく自然な形でサポートしていくには、専門的な知識やスキルが必要です。
また私は、プロフェッショナルとは、その道のことを詳しく知らない一般の人よりも、知識やスキルの歴然とした差がある人、であると考えています。

もともと口腔ケアに関するレベルは高かったのですが、口腔ケアに関する委員会を立ち上げ、委員会活動を通じて個々の委員のレベルを上げ、委員会メンバーが周りの職員を引っ張っていき、全体としてレベルが上がるように取組んできました。

具体的には、中心的に活動するリーダーを任命し、その職員の周りに各部署の中心的職員を配置して、リーダーシップが取れる体制を作りました。

みんなの地道な取組み方が功を奏し、口腔ケアに関するレベルは、どんどん上がっていったと思います。

あるリーダーが言ったとても印象的な言葉があります。
「全員が最初から同じことができなくてもいい、同じ船に乗って同じ方向へ進んでいくことが大切です」
みんなが同じ方向を向いて取組むことが、大切なのですね。

理事長身振り①

もう一つは、ICT(情報通信技術)の活用による、業務の効率化に取組んでいることです。

比較的早くから、システムを導入して介護記録のデータ化には取組んでいます。
データ化することで、過去の記録を応用でき記録時間が短縮され、集計や統計を取るのも便利になりました。

また、業務中の情報共有をさらに進めるために、来年度は無線機のインカム導入を目指しています。
夜勤のときに、情報伝達の時間ロスを失くし、情報伝達の遅れなどによるストレスを軽減することができれば良いと考えています。

職員の能力・成果を見える化することによるモチベーションのアップ

室内のテーブルとイス

真面目に一所懸命に仕事に取組んでいる職員たちに自信を持ってもらうには、自分たちを客観視できる仕組みが必要であるとも考えました。

まず取り入れたのが、福祉サービスの第三者評価の導入です。香川県内の高齢者福祉施設では、一番最初に取り入れました。

また、口腔ケア委員会活動での成果を、全国老人福祉施設協議会で発表しました。そこではなんと!、最優秀賞をいただくことができました

委員会活動が表彰される

それから、私が歯科医師であることから、あえて、歯科系の専門職の人たちにも、職員が頑張って取組んでいることをアピールしました。すると、その専門職の人たちが施設見学に来て下さったり、歯科衛生士さんや歯科専門学校の学生さんが、研修に来てくれるようにもなりました。

ICT(情報通信技術)の活用についても、他の施設の人が見学に来てくれるようになり、周辺の施設へ導入が広がっています

そうすると、自分たちの取組みを客観視する、→自覚を持つようになる、→自信を持つ、→モチベーションが向上する、という流れが好循環してきたのです。

さらに、自分たちの殻を破ることができたのか、言われたことをきちんと行うだけでなく、自分で考えて自分から行動するという風に変化してきました。

目標と課題、そして一緒に働きたい人

専門職2人

=これからの目標、課題はどの様なことでしょうか?

目標は、職員の介護職としての専門性を高め、プロとしてのプライドを持ってもらうことです。

介護職は、他の医療・福祉のプロと比べて、業務内容をよく知られていないところがありますが、高い専門性が必要な仕事です。
牧羊会の介護職の専門性を高めるためには、介護業務の標準化のレベルを上げていく必要があります。

課題は、リーダーを育成できる環境を整えることです。
それには、職員一人一人が持っている資質や成長する速度に応じた人財育成ができる組織体制が必要です。
牧羊会では、まだ、業務を役職ごとに一律に求める部分や、評価を一律に行う部分があるので、これを変えていく必要があります。

また、人事評価の見える化も必要です。
評価者が自信を持って人事評価を行うためには、客観的な評価基準と評価基準の標準化が必要です。
評価する者、評価される者、両者のモチベーションが上がる仕組みを作ることが大切です。

理事長の手振り②

=一緒に働きたいのは、どの様なタイプの人ですか?

心の根底に、人が好き、高齢者が好き、という気持ちを持っている人です。
その気持ちを背骨として、プロフェッショナルとして向上心を持って前向きに取組める・・その様な人と一緒に働きたいです。

絵画とテーブルとイス

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経済学部を卒業して介護職に挑戦

介護職正面①

続いて、経済学部の大学を卒業して入社し、今年で6年目になる加藤さんにお話をお伺いしました。
しっかりと考えながらお話をする、相手に信頼感を与える印象の人です。

=大学卒業後の社会人最初の仕事として、介護職を選んだのはなぜですか?

私の祖父と祖母が介護サービスであるショートステイを利用していたので、介護の仕事には特に抵抗感はありませんでした。
就職活動中の合同企業説明会で牧羊会の話を聞き、興味を持ちその後、施設訪問・見学を行い、採用試験に合格したので入社させていただきました。

見て覚え、やってみて、アドバイスされて成長していく

介護職正面②

=どの様な業務を担当されていますか?

入社直後に特別養護老人ホーム シオンの丘ホームに配属され、現在も変わりません。要介護度の高い利用者さんを担当し、食事介助、排せつ介助、入浴介助、レクリエーションなど、利用者さんの生活介助をしています。
1ユニットに9名の利用者さんがおり、2ユニットを介護職10名前後のグループで担当する体制になっています。

祖父、祖母がいましたから、高齢者、介護には特に抵抗感はありませんでしたが、未経験からのスタートはやはり大変でした。
まずは、先輩職員の仕事を見て覚えていったのですが、介護の仕事は個別性が高いため、利用者さんの性格や特徴、それぞれの対応方法を覚えていくのが大変でした。

牧羊会は教育係りとして、エルダーと呼ばれる先輩職員がサポートしてくれる仕組みになっています。

介護の仕事は、言葉では伝えきれないものも多いです。
ですから、エルダーがしている介護を見て覚え、自分でやってみて、エルダーに見てもらって指導や改善をしてもらう、そういった形で仕事を覚えていきました。

周りに頼りにされることで、さらに成長する

介助の様子②

=仕事の取組み姿勢が変わったきっかけになったことは、何かありますか?

未経験からのスタートは大変でしたが、経験を積むごとに、だんだんとできることが増えていきました。
2年目に入ったときの人事異動で、グループメンバーの半分ぐらいが変わったのです。

介護職の経験が長い人でも、初めて担当をするユニットの利用者さんのことは、最初は解りません。
ですから、自然と私が新しいメンバーの人に利用者さんのことを教えるようになり、そこで自分にも力がついてきていることを実感しました。

また、できることが増えてくると業務に少し余裕ができ、動作の効率化などを考えるようになりました。
もともと私は、いろいろ考えて工夫することが好きなのです。

そこで生み出した工夫を、後輩にアドバイスできるようにもなりました。
周りの人に頼りにされるようになったことが、自分の変化の大きなきっかけになったように思います。

委員会活動に参加することによるスキルアップ

事務所内②

=委員会活動は、何かされていますか?

私は入社2年目から現在まで、口腔栄養委員会に参加しています。

歯科医、看護師、歯科衛生士、管理栄養士、介護福祉士が連携を取って、歯磨きの重要性、歯磨きの方法、食事中の姿勢、体と口の動きなどについて勉強、研究などを行い、得た成果を全職員に共有しています。

牧羊会の口腔栄養委員会は、全国的に見てもトップレベルの取組みを行っており、全国老人福祉施設協議会の研究発表会で、最優秀賞を受賞したこともあります。

専門用語は難しいですが、勉強をすると普段行っている介助の根拠や理屈が解り、業務にもとても役立ちました

介護職左側

私が見てきた利用者さんでは、食べ物などを飲み込む機能が低下して間違って気管に入ってしまい、食べ物などについていた細菌によって肺炎をおこし亡くなってしまった人はいません。

その結果からも、口腔栄養委員会での成果が活かされていると思います。

食事は生活の中の楽しみの一つです。高齢者の場合、食事の楽しみが生活に大きな影響を与えている人もいます。
ですから、その食事の楽しみが少しでも増えて欲しいと思い、取組んでいます。

目標と課題、どの様な人と一緒に働きたいか?

動きのある介護職①

=これからの目標とそれに伴う課題は、どの様なことでしょうか?

入社した頃も今現在も、利用者さんに「良かった」と言ってもらえればとても嬉しいですし、モチベーションがアップします。それは、これから先の将来でも同じです。

ですから、利用者さんに「良かった」と言ってもらえる介護職であり続けることが目標です。

それには、業務について自分から提案していく必要があるので、提案できるだけのスキルなどを身につけることが課題です。

レクリエーションなども、皆が喜んだり、楽しんだりできるものを行いたいと考えています。
利用者さんの一日が終わったときに、「今日は一日何をしていたのだろう・・・?」と思わせない様な生活介助をしていきたいです。

動きのある介護職②

=どの様な人と一緒に働きたいですか?

人の話をよく聴く人がいいですね。

私が未経験からのスタートだったので、最初、解らないことが多くて苦労しました。
だから、解らないことはどんどん聞いてくれるとありがたいです。

そのためには、頼りにされる先輩になることが必要です。
そうなることで、なんでも話せる関係性を大切にしたいです。

かがわキャリアポストが感じた価値観

自分たちの取組みを客観視する、→自覚を持つようになる、→自信を持つことができる、→モチベーションが向上する、→自分たちの殻を破ることができる、→自分で考えて自分から行動するようになる、→能力やスキルが向上する、→自分たちの取組みを客観視する
人財の育成を行う、一つの理想的な好循環でないかと思いました。

この様な循環であれば、大変なこと、苦労することは当然あったとしても、自らの変化や向上を実感しながら、業務に取組めるのではないでしょうか。
その上で、周りの人の役に立ったり、周りの人に頼りにされることが、仕事をする喜びや充実感となる・・そう感じさせられた求人インタビューでした。

施設内②

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(この記事を書いた人)鈴木 勉