「結婚後は家族との時間を優先したい」
「子供の手が離れたから、今後はバリバリ働きたい」
こんな風に、女性は結婚や子育てなどにより環境や状況が変わることで、仕事に対する考え方も変わっていくことがありますよね。
そのため、ライフイベントによる変化に合わせた働き方を知っておくことが大切です。

そこで今回は、雇用形態別のメリット、デメリットについてご紹介します。
自分が叶えたいことが実現できる働き方を見つける手掛かりになりますので、ぜひご覧下さい。

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女性に多い転職の理由は?

女性に多い転職の理由

そもそも、女性に多い転職の理由はどのようなものがあるのでしょうか。

私がこれまでお話を伺ってきた30代前半から40代後半までの女性の場合は
・家庭との両立のために、時間と心に余裕が持てる仕事に変えたい
・不妊治療や出産、子育てに理解のある会社に移りたい
・子供にお金がかかるので、年収アップが見込める仕事に転職したい
・子供の手が離れたので、キャリアアップが見込める仕事にチャレンジしたい
といった理由が多かったです。

すべての女性がそうだとは言えませんが、ライフイベントによる変化が、転職を考えるきっかけになることが多いというのが事実です。

こだわるべきポイントは「自分の希望する働き方が叶うかどうか」

自分の希望を分析する

転職先に求める条件として、第一に「正社員であること」を挙げる人がとてもたくさんいらっしゃいます。

しかし、転職成功のためにこだわるべきことは、「正社員であること」よりも「自分の希望する働き方が叶うかどうか」ということです。
ここを間違えてしまうと「こんなはずじゃなかったのに・・・」と、転職後に後悔することになりかねません。

なぜかというと、正社員だからこそ叶えられる事柄がある一方で、正社員では叶えることが難しい事柄もあるからです。

たとえば、子供の手が離れたことを機にキャリアアップを目指したいという人は、責任や拘束時間などの負担が増えるとしても、その分、上を目指すことができる正社員を選ぶのが良いでしょう。

逆に、結婚や出産を機に働き方をゆるめていきたいと考えている人であれば、年収は下がったとしても、時間や気持ち的にゆとりが生まれる非正規雇用の働き方を選んだほうが、幸せになれる可能性が高いかもしれません。

そのため、なんとなく「転職するなら正社員が良い」と考えてしまっている人は、一度冷静になって「自分の希望を叶えるためにはどんな雇用形態がベストなのか」を考えてみることがおススメです。

雇用形態別のメリット・デメリット

メリット・デメリット

女性の転職においては「正社員であること」よりも「希望の働き方が叶うかどうか」を重視したほうが、幸せな転職につながる可能性が高いとお伝えしました。

そこで、雇用形態別のメリット・デメリットについて、カンタンにご紹介します。自分が「こうありたい」という姿が叶うのは、どのような雇用形態でしょうか。
チェックしてみて下さい。

正社員の場合

【メリット】

・社会的信用が得られる(ローンが組みやすい)
・社会保障が充実している
・長期的な就業を前提としているため、安定して働くことができる
・責任ある仕事を任されることが多く、出世するチャンスもある
・給与のほかに賞与や退職金をもらえる場合がある

【デメリット】

・就労時間が長くなりがち
・遠方への転勤や異動の可能性がある
・仕事の責任が重い
・扶養から外れ、夫の課税額が増えることがある(結婚している場合)

【正社員のポイント】

正社員は、長く働いてくれることを前提で採用しているため、企業にとって重要な仕事やポジションを任せてもらえる傾向があります。
そのため、スキルアップやキャリアアップを目指していきたいと考えている人にとってはおすすめ雇用形態です。

また、正社員の場合は、賞与や退職金がもらえるという企業も多いので、他の雇用形態に比べて、収入面でのメリットは大きなものだと言えるでしょう。
ただし、契約社員や派遣社員と比べ、正社員のほうが残業や休日出勤が多くなる傾向があり、時間の自由は利きにくいと考えられます。

また、会社の規模が大きい場合は、全国転勤の可能性もあり、基本的には辞令に従わなくてはいけません。
そのため、家庭がある人は家族への相談が必要となります。

契約社員の場合

【メリット】

・交渉次第でフレキシブルな働き方ができる(残業・転勤ナシなど)
・専門的なスキルがあれば、正社員よりも高い給与を得られることがある
・契約満了時に退職を切り出しやすい
・基準を満たせば社会保険への加入ができる

【デメリット】

・働き続けたくても、契約満了時に更新がなければ続けられない
・退職金がない場合が多い
・仕事の範囲が決まっている場合が多い

【契約社員のポイント】

契約社員とは、あらかじめ雇用期間が定められている労働者のことを指し、雇用契約期間の上限は原則3年と決められています。
企業によって、契約期間が満了しても「契約更新」になる場合や、一定の条件をクリアすることで「正社員に切り替え」となる場合もあるため、入社前に必ず確認しておきましょう。

また、「いつ契約を切られるかわからなくて怖い」というイメージを持っている人もいるかもしれませんが、契約期間中については、「やむを得ない事由」がなければ解雇できないと労働契約法で定められているので、心配ありません。

「家庭の状況に合わせてフレキシブルに働きたい」と考えている人や、「一生この会社で働くというのは辛そうだけど、スキルを身に着けるために数年なら働いてみたい」という人にとってはベストな雇用形態だと言えます。

派遣社員の場合

【メリット】

・希望に合った仕事が見つかりやすい
・派遣会社が、派遣先との間に入ってサポートしてくれる
・未経験の業界や職種にもチャレンジしやすい
・基準を満たせば社会保険の加入ができる

【デメリット】

・同じ職場では最長3年しか働けない
・給与は時給で、退職金がないことが多い
・責任あるポジションは任せてもらいにくい

【派遣社員のポイント】

派遣社員を雇用するのは、派遣先の会社ではなく、派遣元(派遣会社)です。
仕事の指示を出すのは派遣先の企業ですが、給与を支払うのは派遣会社になります。

自分の希望に合わせて派遣会社の担当者が仕事をマッチングしてくれるので、希望に合った仕事が見つかりやすいと言えるでしょう。
また、もしも派遣先の雰囲気や仕事内容などが合わなかった場合は、派遣会社の担当者に相談することも可能です。

ただし、基本的には半年から1年半ほど(最長でも3年)で派遣先が変わるため、同じ職場で長く働きたいという人には向きません。

非正規雇用(アルバイトやパート)の場合

【メリット】

・自分の時間を確保しやすい
・ほかの雇用形態に比べて採用されやすい
・仕事の責任が軽い

【デメリット】

・給与は時給制で、退職金や賞与がないことがほとんど
・職場での地位が低いと感じる場合がある
・福利厚生制度が整えられていない場合が多い

【非正規雇用(アルバイトやパート)のポイント】

非正規雇用の場合、勤務時間はシフト制で、給与は時給制がほとんどです。
社会保険は加入できない場合が多くなりますが、条件を満たせば入ることもできます。

シフトに融通が利くことが多いので、お子さんのイベントなどに合わせて休みを取ることができ、また、夫の扶養の範囲内でセーブしながら働くということもできるため、主婦にとっては働きやすい雇用形態だと言えるでしょう。

まとめ

今回は、女性が転職を成功させるポイントになる雇用形態別のメリット、デメリットについてご紹介しました。

仕事の考え方は人によっても違いますし、人生のタイミングによっても変わってきます。
その時その時の自分に合った働き方が見つけられるよう、自分で情報を集めるだけでなく、様々な人材サービスを利用してみるのもおススメです。

かがわキャリアポストでもご相談を承っておりますので、どうぞ安心してご連絡ください。

この記事を執筆・編集した人
(福山結衣子さん鈴木勉 2020/4/21)

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