転職経験が多い人も、久しぶりの転職となる人も、30代での転職面接はやっぱり不安。

「採用に至る簡単なコツがあればいいなあ」そんな気持ちもありますよね。
しかし、世間に溢れるノウハウやメソッドは同じ内容ばかりだったり、信頼性に欠けるものも少なくありません。

「リアルな転職面接のコツを学びたい」
そんな想いをお持ちの人に向けて、採用に至るコツを実例を交えてお伝えするのが今回の内容です。

モデルとなる友人は転職経験5回、新卒で地元中小企業に就職し営業を経験、その後興味を魅かれた業界へ転職し、大手企業にも複数社勤務。30代後半でも中小企業へ転職しました。
驚くことに彼は、ほとんど面接に落ちたことがないというのです。

面接百戦錬磨の友人からヒアリングした内容を基に、採用に至る面接のコツをシェアします。

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採用に至る面接のコツ。まずは自分を知るべし

コツを説明します。

友人は、面接の前に大切なのは「自分を知ること」だといいます。
それは、「長所」だけでなく「短所」も含めた全て。
自分が好きなポイントだけでなく、自分が嫌いなポイントも含めて把握し受け入れることで、人間的な魅力が大いに増すと友人は言うのです。

人間は不思議なもので、短所を隠していたり、後ろめたさを感じているときは、相手にも伝わるもの。
だからまずは自分で短所を受け入れ、”今後成長して短所を長所へ変換してやろう”そんな視点を持つと、心持ちや行動が変わっていくものです。

短所は自ら受け入れることで、短所ではなく目標に変わるのかもしれません。
自分の短所はもちろん
「今後どういう働き方をしたいか」
「どんな人生を送りたいのか」
しっかり自分の心や想いを知ることも、転職面接のコツであり活力になるのです。

※自己理解を行うのに欠かせない自己分析については、こちらをご覧ください。
「人生曲線の活用」については、こちらから。
「自分史の活用」については、こちらから。

転職経験を伝えるコツは、一筋のストーリーにするべし

ストーリーを語る

転職経験の多い友人は「転職経験をストーリーにして伝えることがコツ」だといいます。

それは単純な経歴や経験だけでなく、自分なりの転職目的や結果を心情や想いを含めて伝えることで、面接官にも転職が有意義で、必要な経験であったことを伝える効果があるというのです。

例えば「A社で営業を3年経験し、B社へ転職し〇〇事業で実績を〇千万円あげました」と経歴と実績だけ伝えると、面接官も感情移入できないので、記憶にも残りづらいもの。
では、下記のようなコツを踏まえて言い換えるとどうでしょうか?

「A社では△△を目的として入社し、営業職にて△△のような実績を残し、スキルとしても△△が向上したことで好調な業績につながりました。そして〇〇業界の課題解決に少しでも協力したいという想いからB社へ入社し、〇〇事業で実績を〇千万円あげることができました。これは、A社で培った〇〇の技術が本当に役に立ったと感じています。」

分かりやすいよう少し極端に書きましたが、転職理由や退職理由も明確で、前職のスキルや実績を仕事で活かせる人物なんだと相手にも伝わるはずです。
また、心情や想いが含まれているので、この先の転職経歴についても、もう少し聞いてみたいと思いませんか?

ストーリーにするのは上手くいった話ばかりでなくても問題ありません。
A社での失敗の経験を、それからの業務に活かしたストーリーも素晴らしいと思います。
特に日本人は逆転のストーリーは好むもの。
意外とそんな話の方が、実は面接官には好評なのかもしれません。

面接の際は、希望や意志も伝えるべし

希望を伝える

「希望や想いは、はっきり伝えた方が意欲があると感じられる」
我慢強かったり真面目な人ほど伝えるのをためらう「希望」や「想い」ですが、面接に強い友人は適度に伝えた方が採用に至りやすいと言います。

はっきりとした表現で「〇〇事業をやりたい!」と伝えるのが苦手な人は、「〇〇事業に貢献したい想いがあります」や「こんな風にしたいです」という言い回しでも問題ありません。

言われたことをやるだけの人物ではなく、主体的な人財を企業は求める傾向があります。
心に秘めている意欲を表現するのは、自分にも相手にもメリットがある行為。少し苦手な人も、無理のない範囲でチャレンジしてみて欲しいコツです。

転職面接がうまくいくコツは「笑顔」と知るべし

男性の笑顔

面接がほぼほぼ採用に至る友人は、いつも「笑っていれば大丈夫」といいます。
注意したいのは、「ヘラヘラ」という笑顔ではなく「ふんわり微笑む」こと。
面接官にとってもあなたは初対面なので、緊張して顔がこわばっているよりは、微笑んでいる方が話しやすく印象も良いものです。

月並みな言い方ですが、笑顔は相手に良い印象を与えるだけでなく、緊張も緩和するのです。
笑顔がもたらす幸福感は、医療麻薬モルヒネの数倍とも言われているほど。
自分のストレスを緩和し、相手に良い印象を与えるなら、微笑まない理由はありませんね。

採用に至るコツは、面接のイメージ構築にあり

面白くイメージする

面接に対するイメージは人それぞれ。あなたは面接にどんなイメージがありますか?
「見極められる緊張感」
「減点方式でみられている」
「失敗してはいけない」
恐らく、こんなイメージをお持ちの人も多いのではないでしょうか。

ちなみに友人は「面接はゲームだと考えるようにしている」といいます。
企業の選定や働く動機の整理、面接の準備までは真剣に行い、それからはゲームと考えるのがコツなのだそうです。

人間の特性として「禁止や不安感」の方向に現実が向かう傾向があるのだとか。
「間違っちゃいけない」と思えば間違い、「やっちゃダメだ」と思うとやりたくなったことは、誰でも経験があるハズです。

だから、ゲームだと思って「一次面接クリアだ!」のような雰囲気の方が、自分の人間性も率直に表現でき、面接官に与える印象も良いのではないでしょうか。
面接で落ちたからといって人生終わる訳でもありません。

緊張から力が発揮できない真面目なタイプの人は、ちょっと肩の力を抜くきっかけとして、思考の体操にもなるこのコツを、試してみてはいかがでしょうか?

まとめ

今回は面接百戦錬磨の友人のコツを、実例からご紹介しました。

補足すると友人は、立派な学歴がある訳でもなく、飛びぬけたスキルがある訳でもありません。
しかし、「柔軟な思考と行動力」「誠実な人柄」が魅力につながっていると感じます。

多くの人が居るなかで、良くも悪くも「標準的な人財」が採用に至るためには、非常に参考にしやすいモデルではないでしょうか。

友人は大手企業で培ったスキルを携え、現在は地元中小企業で地域発展に貢献しています。きっとあなたにも担うべき役割がまだまだあり、あなたの貢献を求めている企業も沢山あります。

あなた自身の人柄がはっきり伝わるように面接成功のコツを踏まえて、気負うことなく面接へチャレンジしてみて下さい。

(この記事を執筆・編集した人)
スペイン商事さん、鈴木 勉 2020/1/21

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