就職や転職活動での面接は、一瞬に力を出し切るという観点ではアスリートとも同様。
スポーツでは準備を怠らず本番に望むことこそ、結果をだす最短の方法とも言われています。

弱小のラグビー日本代表を世界のトップチームに勝つまでに成長させた、世界的な名将であるエディージョーンズヘッドコーチも「常にいい準備をすれば、プレッシャーを感じることはない」と、試合に望むうえで「準備」を最も大切にしていると語っているのです。

でも面接となると「準備は苦手だなあ」という方も多いハズですよね。

久しぶりの面接なら特に、準備の方法もわからず面倒になるのは当然のことといえます。
まずは、面接の内容を知ることから少しずつ始めていきましょう。

今回は準備が苦手なあなたや漠然とした不安のある方も、3分程度読み進めれば

面接の内容が大まかに把握できる
やるべき準備が明確になる”

就職・転職活動の面接に役立つ情報をお届けしていきます。

転職に関する無料相談はこちらから

面接の方法、種類と流れ

いろいろな種類

面接にはいろいろな種類があります。

企業は選考する上で、必要な求職者のスキルや能力をより明確に知るため、場面に応じた面接の方法を採用します。
面接の種類としては、下記の3つが代表的な面接方法です。

①個人面接

基本的には面接官と1対1、もしくは2対1程度で行うことが多い面接です。

特に中途転職の場合は、採用決定まで個人面接のみとなる場合がほとんどです。ITやWEB企業で見られる、SkypeなどのWEBカメラを利用したWEB面接も、個人面接の方法の1つ。

面接のコツとしては、面接方法にとらわれず、普段の自分を率直に表現することが大切なのです。

②集団面接/③グループディスカッション

集団面接やグループディスカッションは、3~10人程度で行う選考方法です。

個人面接と違う点は、他者のなかでのあなたの発言や考え方、立ち振る舞いを面接官が観察している点です。

集団の中で競う必要は全くありません。いつも通り普段の自分を表現すれば大丈夫。
他人と自分の違いを認めながら、意見をきちんと伝えることが大切です。

急に集団面接やディスカッションがあれば、誰でもあたふたするもの。
エディーさんの言葉通り、事前準備を丁寧に行うことで不安を解消できます。面接の流れは、事前に企業からの案内状などで確認し、心に余裕をもって臨むことがおススメです!

各面接で求められることと注意点

注意するためにメモを取る

面接は企業や職種によって、採用までの面接回数も方法も様々です。

基本的には、2次選考程度までの場合は、全て個人面接で行われる場合が多く、4次選考以上ある場合は、集団面接やグループディスカッションが行われる場合があります。

面接の工程によって、どのように対応していけばいいのでしょうか?
ここでは、工程ごとの面接官の特徴や、求められることを確認していきます。

1次面接・2次面接

2次までで採用決定される場合も、4次以上まである場合も、特徴はほぼ同様です。
2次面接までは、採用担当や直属の上司が面接官を担当する場合がほとんどです。

この時に面接官が判断する、基本ポイントは以下の3つです。

①質問したことに的確に答えているか
②一緒に働きたいと感じるか
③印象に残るか

決められた面接の時間で、面接官も沢山の志望者に対して面接をこなす場合もあります。
ですから、面接官の質問に対してシンプルで印象に残る内容を応えることを心掛けることがコツです。

マニュアル通りの志望動機や自己PRは、面接官も心が動かないため、印象に残りません。
自分の感情を表現しながら、失敗しても伝えることを意識すると、印象に残るのです。

役員面接、最終面接

役員面接最終面接では、経営層や社長が面接官を担当します。
ここまでの選考を通過してきていますので、今まで通り自分を表現すれば大丈夫です。

企業側としては、総合的に企業との相性を確認するのが目的といえます。
多くの通過者が居ない場合は、今まで通り受け答えすることが大切。
最終面接でさらに絞られる場合は、今までの対応にプラスして、印象に残る回答を用意するといいかもしれません。
そのためにも、企業理念や事業内容を事前に確認しておくと、回答の引き出しが増えるのでおススメです。

集団面接・グループディスカッション

多くの志望者を絞り込む際や、集団のなかでの考え方や振る舞いをみるために行われます。
集団面接は、人と同じ意見にならない独自性と、熱意を表す積極性が大切です。

そのため、集団面接の必勝ポイントは「先手必勝」です。
質問を振られ、挙手制で回答する場合は、迷わず1番手で回答するのがおススメ。
誰もが嫌がる1番手は、実は失敗しても、積極性が感じられ印象に残ることができる、面接が得意な方なら譲りたくない順番なのです。

また、グループディスカッションは協調性のなかに独自性があり、印象に残ることが大切。
そういうと難しく感じてしまいますが「チームに貢献」し「意見を伝える」ことがポイントです。

チームでの会話の中で、進行を助けたり、意見をまとめたり、書記を担当したり、発言を促したり
自分ができることでチームに貢献しながら
あなたの意見を伝えることが大切です。

良く見せる必要は全くありません。

自然な形で自分の良さを見せる意識で行えば、普段通りの振る舞いができるでしょう。

面接前に準備すること

面接前に準備するもの

面接当日に忘れ物をしてしまうと、当日バタバタして頭が真っ白。
前日から準備し、当日の朝は、余裕のある時間を取れれば心も整います。

持って行くものの例としては、下記が主な物です。

・企業案内に記載の持参物(履歴書や職務経歴書など)
・筆記用具
・印鑑や身分証など
・折りたたみ傘やハンカチ

女性なら手鏡やストッキングの替えも持参しておくと、いざという時とっても便利です。

持参するものは前日にチェックし用意しておくと、頭も心もスッキリ整理され、落ち着いた心持ちで当日の朝を迎えられるはずです。

また、面接前に準備したいこととしては、下記2つも確認しておきたい内容です

①志望する企業の事業内容や理念
②なぜその企業で働きたいのか、という自分の想い・考え

事業内容や理念をしっかり理解していれば、面接官との話題や回答の材料にもなります。
さらに、なぜこの企業で働きたいのかを、しっかり自分のなかで整理できていれば、志望動機を語るときに想いがこもるだけでなく、入社したい意欲も湧きだすはずです。

面接前日は、持ち物だけでなく心の準備も行うのが、事前準備の最大のポイントなのです。

まとめ

今回は面接の流れと、準備について解説してまいりました。
用意が苦手な方や漠然とした不安がある方も、面接の方法や準備することをご理解頂けたでしょうか?

「常にいい準備をすれば、プレッシャーを感じることはない」
冒頭でご紹介したエディーさんは、準備と努力は貯金のようなものだとも言っています。

それは、コツコツと地道な努力や準備を怠らないことが、経験という貯えになり、自分を支える自信にも繋がるということではないでしょうか。

苦手な方も少しずつ準備を行っていき、勝負所で力を発揮できる「心の整え方」を覚えることが、採用への道をより大きなものにしてくれるのかもしれません。

自分にできることを地道に行い、あなたの魅力を伝えることに集中すれば、きっと上手くいくでしょう。

(この記事を執筆・編集した人)
スペイン商事さん、鈴木 勉 2019/12/9 更新日2020/5/17

転職に関する無料相談はこちらから