職務経歴書は、志望する企業へ転職するための、ひとつめのハードルです。書類選考においては、職務経歴書こそがあなた自身を表現するものになります。
しかし、書く頻度が少ない書類とあって、書き方に困る人も多いのではないでしょうか?

そう思ってしまうのは当然のことです。
今回から複数回にわたり、基本的な書き方をお伝えしていきますのでご安心ください。

まず今回は、職務経歴書を書くための前提の確認と、作成方法についてお伝えしていきます。最後まで読めば、職務経歴書の効率的な作成の方法や、より良いものにする方法が解ります。
自分の志望する企業を思い浮かべながら、相性の良い方法を見つけて下さい。

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職務経歴書の書き方を学ぶ前に、意識したいこと

職務経歴書作成の基本ポイント

なにごとをするにしても、前提を踏まえているかどうかで、内容に違いが出るものです。
それは、職務経歴書の書き方を学ぶうえでも例外ではありません。
まずは、HOWTOの前に確認したい、MINDの部分を確認しておきましょう。

意識したい5つポイント

①自分の実績や魅力を表現できる内容になっているか
職務経歴書の書き方を学び、自分なりの工夫を入れられているか
③構成などにも注意し、伝えたいことを伝えられているか
④志望する企業に対して、自分が貢献できるポイントをアピールできているか
⑤書類上で判断される場合があることも意識し、選考者目線でみても問題ないか

職務経歴書の書き方を知る前に、心に留めておきたいことは以上の内容です。
①から③番は、どちらかといえばスキルを身につければ誰でもできることといえます。
今回を含めた職務履歴書の書き方シリーズを読めば、必要なスキルは自然と身につきますのでご安心下さい。

ここで一番大切なことは、④・⑤番の内容です。
解りやすく表現すれば「企業や採用担当の目線も意識すること」。相手に自分を紹介するために作成する書類ですので、「伝える」ということを意識するだけで、職務経歴書の仕上がりも格段に良くなることは間違いナシです。

職務経歴書の書き方① 手書き/メリットとデメリット 

職務経歴書を手書きで作成

非常に少なくなりましたが、職務経歴書を手書きで書く方法もまだ存在します。
手書きの場合は市販の職務経歴書フォーマットを購入するか、WEB上にある無料フォーマットをプリントアウトし、油性のボールペンなどで記載するという書き方が一般的です。

手書きも素敵ですが、結論としては、現在はWEBを使用しての職務経歴書がおススメです。
しかし、気持ちや想いが伝わる点もあり、個性が表現できるのが手書きの強み。メリットとデメリットの両面を確認し、志望する企業特性にあっていれば、チャレンジしても面白いでしょう。

【手書きの4つメリット】

①志望する企業への想いが伝わる
②自分の個性を伝えることができる
③他の求職者との差別化が図れる
④入社の意志を強める場合もある

職務経歴書の書き方で、手書きを選択する一番のメリットは、想いが伝わることです。
一文字一文字丁寧に書いていく必要がありますので、労力もかなり掛かるもの。職務経歴書から費やした時間も解りますので、志望企業への入社意志は間違いなく伝わります。

また、文字に自信があったり、コツコツ真面目な性格を表現したい場合には手書きはおススメです。
特に年配の採用担当なら、文字は性格を表すと考える人も少なくありません。丁寧に作成することで誠実さも伝わりますので、WEBでの作成に比べ、個性を表現することも可能だといえるでしょう。

そして、手書きでの書き方の意外な効果は、自分の意志も強められることです。
自分の経歴を振り返り、集中して最後まで書くことで「なぜこの企業を希望するのか」が明確になることもあります。書いた手間や労力も含め、努力を無駄にしたくない心理も働きますので、結果的に入社意欲が高まり、合格したい意識も強くなると言えます。

【手書きの3つデメリット】

①WEB操作が苦手な印象を与える
②WEBで作成するのが主流となっているので、毛嫌いする採用担当者も存在する
③手書きの書き方は、かなり時間が必要になってしまう

職務経歴書の書き方を手書きにした場合は、WEB知識に乏しいとみられることに注意が必要です。
どうしてもWEB職務経歴書が主流となっていますので、採用担当者のそんな推測も避けられません。そのため書き方を手書きにする場合は、WEB知識や使用実績が分かる内容を、書類内にしっかりと入れておく方が良いでしょう。

また、手書きで職務経歴書を書く場合は、それなりの時間と労力が必要です。
個性を表現したい人にはおススメめですが、デメリットもしっかり理解して行うことが大切といえます。
しかし、上手に使うと効果的な書き方ですので、選考者の目線も忘れず作成することが重要です。

職務経歴書の書き方② WEB/メリットとデメリット

職務経歴書をWEBで作成

現在の職務経歴書は、どちらかといえばWEBでの作成が一般的です。
「職務経歴書 無料作成」などとWEB検索をすれば、無料フォーマットも多く、作成も比較的簡単。基本的には、指定の枠に情報を打ち込むだけで、職務経歴書の内容を埋めることができます。

作成した職務経歴書は、自宅やコンビニでプリントアウトも可能。メールで採用担当へ送る場合は、PDFなどで送付する機能がついているものも多くあります。
内容で差別化を図る必要がある書き方ですが、手間も少なくデータも保存できるため、非常に使い勝手は良いでしょう。

【WEB作成の3つメリット】

①指定箇所に入力するだけで、簡単に作成できる
②職務経歴書用紙を購入する必要がなく、何枚でもプリントアウトできる
③データを保存、編集できる

職務経歴書の書き方をWEB作成にする場合は、手軽さが一番のメリットです。指定箇所へ入力していくだけで、訂正もしやすく、見た目も綺麗にできます。
また、何枚もプリントアウトできるので、費用の節約もできる書き方だと言えます。

そして、WEB作成の場合は、一度作成したデータを残せるサービスがある点もメリットです。
複数社の入社試験を受ける場合や、数年後作成する場合も、一部編集や追加で作成可能。新たに一から作成する必要がないので、負担をかなり減らすことができるでしょう。

【WEB作成の2つデメリット】

①WEB作成の経験がない場合は、多少の試行錯誤が必要
②手書きに比べ個性を表現しづらい

職務経歴書のWEB作成をした経験のない人は、多少の試行錯誤が必要です。プリンターを持っていない場合はコンビニプリントの方法を調べることも必要ですし、使用するWEB作成フォームのルールを、調べる工程も必要になることを覚悟した方がよいでしょう。

そしてWEB作成の場合、画一的なフォーマットなので、個性を出しにくい面もあります。
何も意識せずに見本に従って作成すると、誰が作成しても似たような内容になり、経歴や実績がよっぽど素晴らしくなければ、多くの場合は印象に残らない職務経歴書になってしまうのです。

では、どうしたらよいでしょうか?
ポイントは、「自分にしかできない工夫をすること」です。より魅力的な職務経歴書の書き方については、次回詳しくご紹介していきます。
ぜひご自身でも、自分なりの工夫の方法を考えて下さい。

まとめ

今回は職務経歴書の書き方と、その前提についてご紹介しました。
手書きもWEBでの作成も、メリット・デメリットを理解したうえで利用することがおススメです。

万が一、どっちの書き方にしていいかわからないという人は、前提を思い出してください。
職務経歴書は、相手に自分を紹介するために作成する書類です。ですから「企業や採用担当者の目線を意識すること」がなにより大切だとお伝えしました。

そのため、相手目線を考えた上で自分を伝えられるのなら、どちらも間違いではないと言えます。自分のキャラクターと志望企業の特徴を考慮して、納得いく書き方を試して下さい。

次回は、自分の魅力や実力を表現できる職務経歴書の書き方をお伝えしていきます。
是非、参考にして下さい。

(この記事を執筆・編集した人)
スペイン商事さん、鈴木 勉 2020/5/9

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