就職活動や転職活動で、必ず書くことになる履歴書
今回は、履歴書の基本的なルール、基本的な書き方、作成後のチェックポイントについて、解りやすく解説します。
ぜひ参考にして下さい。

履歴書の書き方でよくある疑問点については、こちらの記事をご覧下さい

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履歴書に記入するときの基本ルール

履歴書を書く時の基本ルール

まずは、必ずおさえておきたい基本ルールを4つご紹介します。

①筆記用具は黒、または青のボールペンや万年筆を使う

履歴書を作成するときは、読みやすい「黒、または青のボールペンや万年筆」を使いましょう。
鉛筆やフリクションタイプのボールペンなど、消すことができる筆記用具は適していませんので、注意して下さい。

②数字はアラビア数字で、文字は楷書体で書く

数字を書くときは、漢数字(一、二、三など)は使わず、アラビア数字(1、2、3など)を使いましょう。
また、文字を書くときは、行書体や草書体など崩した字は使わずに、読みやすい楷書体を使うようにして下さい。

③年号は西暦か和暦のどちらかに統一する

日付を記入するとき、年号は西暦でも和暦でもどちらでも問題ありませんが、どちらか一方に統一しましょう。
履歴書内だけでなく、職務経歴書とも合わせることも大切です。

④書き間違えたら修正液は使わず、新しい履歴書に書き直す

もし途中で書き間違えてしまった場合は、修正液や修正テープは使わず、新しい履歴書に書き直しましょう。
なぜかというと、修正液や修正テープを使ってしまうと、本人が直したものなのか、後から誰かによって手が加えられたものなのか、判断できなくなってしまうからです。

履歴書の基本的な書き方

【履歴書見本】

履歴書見本

では、履歴書の基本的な書き方を、11項目に分けて説明します。

履歴書の項目1:年月日

年月日は、履歴書の一番上に書くスペースがあります。
ここに記入する日付は「履歴書の作成日」ではなく、「履歴書を持参する日」を記入してください。ただし、郵送の場合は「送付する日」を記入しましょう。

年月日欄は、枠外にあるので見落としやすく、書き忘れの多い項目です。くれぐれも記入漏れがないよう、注意して下さい。

履歴書の項目2:氏名・ふりがな

氏名を記入するときは、堂々と大きく、丁寧に書くよう心掛けましょう。
ふりがなについては、「ふりがな」と平仮名で書かれていれば平仮名で記入し、「フリガナ」とカタカナで書かれていればカタカナで記入して下さい。

履歴書の項目3:生年月日

生年月日を書くときは、「履歴書の項目1:年月日」で使った年号と合わせるようにしましょう。
年齢については「満年齢」で記入します。
満年齢とは、現時点での年齢のことです。つまり、あなたの生年月日が昭和56年11月4日だった場合、令和2年5月1日現在の満年齢は38歳ですが、令和2年11月4日以降は誕生日を迎えているので、満年齢が39歳となります。

履歴書の項目4:証明写真

証明写真は、基本的に3カ月以内に撮ったものを使いましょう。
白黒でもカラーでも構いませんが、現在はカラーが主流です。スナップ写真を切って使うのはNG。

スーツやジャケットを羽織り、帽子や大ぶりのアクセサリーは外した状態で、上半身、正面の写真を撮影するのがベストです。万が一、写真がはがれてしまった時のために、裏面に氏名を記載して下さい。

履歴書の項目5:住所、連絡先欄

住所は、都道府県からマンション名、部屋番号まで省略せずに記入してください。
電話番号については、日中連絡がつながりやすい携帯電話の番号を記入するのがベストですが、もし自宅の電話番号を記入する場合は、市外局番も忘れずに。
また、連絡先については、現住所以外に連絡を希望する場合にのみ記入します。特にない場合は「同上」と記入しましょう。

履歴書の項目6:学歴欄

学歴と職歴は分けて書くため、最初の行の中央に「学歴」と表題を入れましょう。通常、中学校卒業から記入します。

もし職歴が多い場合は、その分職歴に多くの行を使うため、中学校は省略して高等学校から書き始めてもOKです。

学校名は、公立か私立か判別できるように、「香川県立」や「私立」、「学校法人」など詳細に記載して下さい。
また、「高校」と書いてしまう人が多いですが、正しくは「高等学校」です。こちらも間違えないように注意して下さいね。

卒業年と入学年は同じ年になることが多いと思いますが、「同上」や「〃」などと省略せずに、きちんと繰り返し記入しましょう。
専門学校の場合は履修コース、大学の場合は学部・学科名まで記載が必要です。

在学時と現在で学校名が変わっている場合は( )を使って「(現 〇〇大学)」というように現在の学校名も記入しましょう。

履歴書の項目7:職歴欄

職歴も、最初の行の中央に「職歴」と表題を記載します。
会社名は、「(株)」と略さずに「株式会社」と正式名称で記入しましょう

入社時と現在で会社名が異なる場合は、現在の会社名を記入した横に「(旧会社名 〇〇〇〇〇)」と記載するか、もしくは旧会社名を記入した横に「(現会社名 △△△△)」と記入するのが一般的です。

通常は正社員としての職歴のみを記載するのですが、離職期間が長いところは、その間にやっていたアルバイトや短期の派遣などの経験も記載して下さい。

退社理由については、履歴書内で詳しく述べる必要はありませんので「一身上の都合により退社」で構いません。現職の場合は「現在に至る」と記載します。
最後に改行して、右下に「以上」と記載して職歴欄は完了です。

履歴書の項目8:免許・資格欄

免許、資格欄は、あなたの学習意欲や自己啓発の意欲をアピールする場所でもあります。
もし何も記載できる免許や資格がなかったとしても、空欄にするのはもったいないので、説明を加えた上で、社内資格(会社内でしか通用しない資格)を記載したり、資格取得に向けて現在勉強していることについて記載して下さい。

履歴書の項目9:志望の動機・特技・アピールポイント欄

就活生や、社会人経験が少ない若手の場合は、今後の仕事に活かせそうな好きな学科や特技などを交えながらアピールポイントを記入しましょう。

社会人経験が3年以上ある場合は、志望動機と自己PRをメインに構成します。
ただ単に応募先企業の良いところを挙げるのではなく、これまでの仕事であなたがしてきた経験を、応募先企業でどのように活かしていけるのかを伝えることが大切です。

履歴書の項目10:通勤時間欄

通勤時間欄には、あなたの自宅から応募先企業までの通勤時間を記入します。
片道の所要時間を調べ、5分単位で正しく記載しましょう。

履歴書の項目11:本人希望記入欄

本人希望記入欄には、譲れない条件がある場合にのみ記載します。
たとえば、「今勤めている会社の規則で、4月末までは絶対に辞められない」という場合は、「現在、在職中のため、5月1日以降の入社を希望します」などです。

本人希望とはいえ、「残業は10時間以下を希望」、「給与は手取りで月30万を希望」など、「こうなったら嬉しい」という願望を書くところではありません。
特に譲れない条件がなければ「貴社規定に準じます」や「貴社の規定に従います」とだけ記載するのが一般的です。

履歴書が完成!最終チェック項目

履歴書作成後のチェックポイント

履歴書が無事に完成したら、最後にもう一度最初から最後まで丁寧に見直しをして、完璧を目指しましょう!
主なチェック項目は、下記の6点です。

【最終チェック項目】
①記入漏れや誤字脱字はありませんか?
②写真はしっかり貼れていますか?
③記入した日付は間違っていませんか?
④控えのコピーは取りましたか?
⑤宛先に誤りはありませんか?(郵送の場合)
⑥切手の金額は不足していませんか?(郵送の場合)

まとめ

今回は、履歴書の基本的な書き方についてご紹介しました。履歴書では、あなたの熱意を伝えることが大切です。

しかし、どんなに良いことを書いてあっても、間違いが多ければきちんと読まれる前に見送られてしまうこともあります。だからこそ、基本をしっかり押さえておくことが大切です。
丁寧で正確な履歴書の作成に取り組んで下さい。

履歴書の書き方でよくある疑問点については、こちらの記事をご覧下さい

この記事を執筆・編集した人
(福山結衣子さん鈴木勉 2020/5/2)

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